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官板実測日本地図
「公文附属の図」は、本来、「公文録」(太政官において授受した公文書を年月別・各省庁別に編集したもの。)などに収録されるべきものであるが,形状が「公文録」と異なるため,別に整理したもの。平成10年に国の重要文化財に指定されました。
本図は,伊能忠敬が作製した「大日本沿海輿地全図」(文政4年(1821))の小図をもとに,幕末に江戸幕府の開成所から刊行されたものと同じ版木を使って,明治3年(1870)南校(現在の東京大学)から刊行されたものと思われる。全体は下記の4図から構成されている。 (1)畿内、東海、東山、北陸(現在の近畿地方から東北地方まで) (2)山陰、山陽、南海、西海(現在の中国・四国・九州地方) (3)蝦夷諸島(現在の北海道) (4)北蝦夷諸島
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(一)畿内、東海、東山、北陸
かんぱんじっそくにほんちず きない とうかい とうさん ほくりく
原図サイズ:227.7cm×159.1cm
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(二)山陰、山陽、南海、西海
かんぱんじっそくにほんちず さんいん さんよう とうかい さいかい
原図サイズ:195.1cm×143.3cm
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(三)蝦夷諸島
かんぱんじっそくにほんちず えぞしょとう
原図サイズ:156.4cm×198.3cm
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(四)北蝦夷諸島
かんぱんじっそくにほんちず きたえぞしょとう
原図サイズ:206.7cm×83.5cm