皇城大内裏地図上
(こうじょうだいだいりちずじょう)
森幸安が寛延から宝暦(1748-63)にかけて書写、収集した地図類です。幸安は元禄14年(1701)年京都に生まれ、後に大坂の高津に移り住み、京や大坂の町を自ら歩き、書写した地図を交合したといわれています。また、その収集の範囲は日本各地の地図はいうに及ばず、日本全図や世界地図まで及び、当館所蔵分のみで222鋪を数えます。地図の余白には、その地図に関わる情報が、漢文で細かく書き記されています。これらの地図は、明治11年(1878)内務省地理局が購入し、同23年内務省より当時内閣記録局の所管であった内閣文庫に移管されたものです。
寛延3年(1750)6月に描かれた8世紀から12世紀にかけての京都の北に位置した大内裏の地図です。東西約1.2km、南北約1.4km、周囲に築地の大垣が張り巡らし、儀式や年中行事を行う殿舎、天皇の居住する内裏がありました。
原図サイズ:東西154cm×南北77.3cm