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豊臣秀吉朱印状(とよとみひでよししゅいんじょう)
朽木氏は近江佐々木氏の一族。鎌倉時代に近江国(滋賀県)の朽木荘の地頭となり、戦国の世を生き抜き、江戸時代になってからも、旗本あるいは大名として存続しました。『朽木家古文書』は同家に伝えられた古文書で、明治21年(1888)に内閣記録局が朽木家から購入したもの。1060余通の文書から成り、平成元年(1989)に国の重要文化財に指定されました。
文禄3年(1594)9月21日付で、豊臣秀吉から朽木元綱に対して出された朱印状です。伊勢国安濃郡(現在の三重県)57,878石の豊臣蔵入地代官として新庄東玉斎(直忠)とともに沙汰すること、当蔵入地の中から2000石を扶助することなどが記されています。形式は折紙です。
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