国立公文書館デジタルアーカイブ

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佐々木道誉書状(ささきどうよしょじょう)

朽木氏は近江佐々木氏の一族。鎌倉時代に近江国(滋賀県)の朽木荘の地頭となり、戦国の世を生き抜き、江戸時代になってからも、旗本あるいは大名として存続しました。『朽木家古文書』は同家に伝えられた古文書で、明治21年(1888)に内閣記録局が朽木家から購入したもの。1060余通の文書から成り、平成元年(1989)に国の重要文化財に指定されました。
鎌倉・南北朝時代の武将、佐々木道誉(京極道誉とも。1296-1373)の建武5年(1338)閏7月16日の書状。出羽四郎兵衛尉(朽木頼氏)に対して、吉野出兵のために上洛を促したものです。 佐々木道誉は名を高氏といい、31歳で出家して道誉と称しました。初め北条高時に仕え、のちに足利尊氏に従って室町幕府の創設に貢献した人で、文学と芸術を愛し、婆娑羅(ばさら)と呼ばれた華美奔放な風俗を好んだことでも知られています。

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