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第一輯 一般防空
昭和13(1938)年6月に、東部・中部・西部各防衛司令部の指導の下、赤十字博物館が編纂した啓発ポスターです。 昭和12年4月公布された防空法は、当初施行までに1年間の準備期間を想定していましたが、7月に日中戦争が始まったことに伴い、繰り上げて10月に施行されました。同法は、防空業務として、灯火管制、消毒、防毒、避難、救護と、これらの実施に要する監視・通信・警報を規定し、灯火管制実施時に限り、国民に灯火を制限する義務を負わせました。防空法施行に伴い内務省に新設された防空課が、当面の課題の1つとして位置づけたのは、国民に「防空思想」を浸透させることでした。昭和12年10月には、内務省・陸軍省・海軍省後援、日本赤十字社・東京市・東京市連合防護団の共同開催により、「防空徹底強化 防護展覧会」が開催されます。ポスターは、この展覧会の陳列資料をもとに編纂されています。
防空図解 第一輯・一般防空、第二輯・灯火管制、第三輯・防火、第四輯・防毒のうち、第一輯・一般防空では、防空等に当たっての基本的な知識や対処方法等が示されています。
サムネイル表示
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表紙
(ひょうし) -
重爆撃機の行動半径
(じゅうばくげききのこうどうはんけい) -
都市空襲の脅威
(としくうしゅうのきょうい) -
防空に対する各家庭平常の準備 其の1
(ぼうくうにたいするかくかていへいじょうのじゅんび その1) -
防空に対する各家庭平常の準備 其の2
(ぼうくうにたいするかくかていへいじょうのじゅんび その2) -
防空に対する各家庭平常の準備 其の3
(ぼうくうにたいするかくかていのじゅんび その3) -
空襲に対する国民の覚悟
(くうしゅうにたいするこくみんのかくご) -
空襲に対する国民の態度
(くうしゅうにたいするこくみんのたいど) -
防空命令が下ったら各家庭では
(ぼうくうめいれいがくだったらかくかていでは) -
警戒警報が下ったら各家庭では
(けいかいけいほうがくだったらかくかていでは) -
空襲警報が出たら各家庭では 其の1
(くうしゅうけいほうがでたらかくかていでは その1) -
空襲警報が出たら各家庭では 其の2
(くうしゅうけいほうがでたらかくかていでは その2) -
家庭防護計画の一例
(かていぼうごけいかくのいちれい)