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東韃地方紀行 中巻 (とうだづちほうきこうちゅうかん)
間宮林蔵(1775-1844)は,幕府の命により文化5、6年(1808、9)にかけて、樺太の西岸を北上し、樺太が島であることを発見するとともに(間宮海峡の発見)、黒竜江下流地域の東韃(とうだつ)地方まで調査を行いました。本書は林蔵の黒竜江下流域探検について口述したものを村上貞助(1780-1846)が編集・筆録したものです。文化7年(1810)の成立で、翌8年(1811)に幕府に献上しました。「北蝦夷島地図」(きたえぞとうちず)、「北夷分界余話」(ほくいぶんかいよわ)(10帖)ともに、「間宮林蔵北蝦夷等見分関係記録」(全14帖7鋪)として、平成3年国の重要文化財に指定されています。
「満州仮府」と呼ばれたデレン在留中の記事です。当時の交易の詳細な様子や、近辺の諸民族の首長たちが清の役人に産物を進貢する場面や等が描かれています。
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