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後円融天皇口宣案 (ごえんゆうてんのうくぜんあん)
朽木氏は近江佐々木氏の一族。鎌倉時代に近江国(滋賀県)の朽木荘の地頭となり、戦国の世を生き抜き、江戸時代になってからも、旗本あるいは大名として存続しました。『朽木家古文書』は同家に伝えられた古文書で、明治21年(1888)に内閣記録局が朽木家から購入したもの。1060余通の文書から成り、平成元年(1989)に国の重要文化財に指定されました。
天皇の勅旨を口頭で受けた蔵人(天皇側近で令外官)がその内容を文書化したものです。永和2年、佐々木(朽木)秀宜を出羽守に任命した文書です。
原図サイズ:34㎝×46㎝
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