- デジタルアーカイブTOP
- 重要文化財(和書)
- 朽木家古文書
- 足利義藤(義輝)御内書
足利義藤(義輝)御内書(あしかがよしふじ(よしてる)ごないしょ)
朽木氏は近江佐々木氏の一族。鎌倉時代に近江国(滋賀県)の朽木荘の地頭となり、戦国の世を生き抜き、江戸時代になってからも、旗本あるいは大名として存続しました。『朽木家古文書』は同家に伝えられた古文書で、明治21年(1888)に内閣記録局が朽木家から購入したもの。1060余通の文書から成り、平成元年(1989)に国の重要文化財に指定されました。
佐々木宮内大輔(朽木晴綱)に対して、室町将軍足利義藤(義輝)が朽木谷(現・高島市)に本拠を移したことを記すとともに、将軍に対して忠節を励むことを求めた、(天文20年(1551))2月12日付の室町将軍足利義藤(義輝)(1536-65。室町幕府第13代将軍。義晴の子。)の御内書。義藤は、三好長慶らとの政争を繰り広げる中で、たびたび朽木等に逃れています。御内書は、室町・江戸時代の将軍家の発給する直状形式の文書の一つで、書状形式に近い内々のものですが、差出人の地位から、公的性格も持ったものです。書止め文言が「也」か「也、状如件」である点に特徴があります。
ただし、画像については「画像等データの二次利用について」をご確認ください。