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足利直義御判御教書(暦応2年5月3日) (あしかがただよしごはんみきょうしょ)
朽木氏は近江佐々木氏の一族。鎌倉時代に近江国(滋賀県)の朽木荘の地頭となり、戦国の世を生き抜き、江戸時代になってからも、旗本あるいは大名として存続しました。『朽木家古文書』は同家に伝えられた古文書で、明治21年(1888)に内閣記録局が朽木家から購入したもの。1060余通の文書から成り、平成元年(1989)に国の重要文化財に指定されました。
佐々木出羽四郎兵衛(朽木頼氏)に対して、近江の佐々木五郎(京極高秀)、浅井・伊香・坂田三郡地頭・御家人とともに、南朝方の越前国金崎(現在の福井県j敦賀市)への出陣をもとめた、暦応2年(1339)5月3日付の足利直義(1306-52・足利尊氏の弟)の文書です。
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