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室町幕府引付頭人奉書(暦応4年10月28日)(むろまちばくふひきつけかしらにんほうしょ)
朽木氏は近江佐々木氏の一族。鎌倉時代に近江国(滋賀県)の朽木荘の地頭となり、戦国の世を生き抜き、江戸時代になってからも、旗本あるいは大名として存続しました。『朽木家古文書』は同家に伝えられた古文書で、明治21年(1888)に内閣記録局が朽木家から購入したもの。1060余通の文書から成り、平成元年(1989)に国の重要文化財に指定されました。
引付頭人(ひきつけとうにん)とは、訴訟の担当者で、美濃国加茂郡蜂屋庄(現在の岐阜県美濃加茂市付近)をめぐる争いに対して、暦応4年(1341)10月28日同職にあった吉良貞家よりだされた文書です。
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