国立公文書館デジタルアーカイブ

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豊臣秀吉朱印状(とよとみひでよししゅいんじょう)

朽木氏は近江佐々木氏の一族。鎌倉時代に近江国(滋賀県)の朽木荘の地頭となり、戦国の世を生き抜き、江戸時代になってからも、旗本あるいは大名として存続しました。『朽木家古文書』は同家に伝えられた古文書で、明治21年(1888)に内閣記録局が朽木家から購入したもの。1060余通の文書から成り、平成元年(1989)に国の重要文化財に指定されました。
豊臣秀吉(1536-98)から朽木河内守元綱(かわちのかみ・もとつな 1549-1632)に宛てたもの。秀吉の朱印が捺され、7月10日の日付があります。元綱は天正18年(1590)に河内守に任ぜられているので、それ以降の作成。盆の祝儀として鯖(刺鯖・さしさば)が到来したことに礼を述べるとともに、検地(太閤検地)についても触れています。文中に見える「長束大蔵」は、検地奉行を務めた長束正家(なつかまさいえ)のこと。

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