国立公文書館デジタルアーカイブ

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足利尊氏袖判下文(あしかがたかうじそではんくだしぶみ)

朽木氏は近江佐々木氏の一族。鎌倉時代に近江国(滋賀県)の朽木荘の地頭となり、戦国の世を生き抜き、江戸時代になってからも、旗本あるいは大名として存続しました。『朽木家古文書』は同家に伝えられた古文書で、明治21年(1888)に内閣記録局が朽木家から購入したもの。1060余通の文書から成り、平成元年(1989)に国の重要文化財に指定されました。
室町幕府の初代将軍足利尊氏(1305-58)から佐々木(朽木)経氏(つねうじ)に宛てた観応2年(1351)6月26日の袖判下文。袖判下文とは、文書右端の余白(袖)に花押(判)を書いた下文(書き出しに「下」の文言がある、上意下達の文書)で、文書には、経氏に恩賞として備前国(岡山県)野田保(のだのほう)の地頭職を与える旨が記されています。

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