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足利義昭袖判御教書(あしかがよしあきそではんみきょうしょ)
朽木氏は近江佐々木氏の一族。鎌倉時代に近江国(滋賀県)の朽木荘の地頭となり、戦国の世を生き抜き、江戸時代になってからも、旗本あるいは大名として存続しました。『朽木家古文書』は同家に伝えられた古文書で、明治21年(1888)に内閣記録局が朽木家から購入したもの。1060余通の文書から成り、平成元年(1989)に国の重要文化財に指定されました。
近江国高嶋郡の名字の地(朽木、現・高島市)等の所領について、朽木弥五郎元綱に対して祖父稙綱の時と同様に安堵した、永禄11年(1568)10月14日付の足利義昭(1537?97。室町幕府第15代将軍。義晴の子。)の袖判御教書。御教書とは、奉書形式の文書のうち、三位以上の公卿または将軍の命を奉じてその家司が出した文書です。
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