国立公文書館デジタルアーカイブ

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足利義晴御内書(あしかがよしはるごないしょ)

朽木氏は近江佐々木氏の一族。鎌倉時代に近江国(滋賀県)の朽木荘の地頭となり、戦国の世を生き抜き、江戸時代になってからも、旗本あるいは大名として存続しました。『朽木家古文書』は同家に伝えられた古文書で、明治21年(1888)に内閣記録局が朽木家から購入したもの。1060余通の文書から成り、平成元年(1989)に国の重要文化財に指定されました。
佐々木民部少輔(朽木稙綱)に対して、近江国の幕府料所の一つである首頭庄の代官職を認めた、(享禄2年(1529))7月16日付の足利義晴(1511?50。 室町幕府第12代将軍。義澄(よしずみ)の子。)の御内書。御内書は、室町・江戸時代の将軍家の発給する直状形式の文書の一つで、書状形式に近い内々のものですが、差出人の地位から、公的性格も持ったものです。書止め文言が「也」か「也、状如件」である点に特徴があります。

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