国立公文書館デジタルアーカイブ

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足利義稙御内書(あしかがよしたねごないしょ)

朽木氏は近江佐々木氏の一族。鎌倉時代に近江国(滋賀県)の朽木荘の地頭となり、戦国の世を生き抜き、江戸時代になってからも、旗本あるいは大名として存続しました。『朽木家古文書』は同家に伝えられた古文書で、明治21年(1888)に内閣記録局が朽木家から購入したもの。1060余通の文書から成り、平成元年(1989)に国の重要文化財に指定されました。
佐々木(朽木)弥五郎(稙広)に対して、太刀一腰の進上を賞した、(永正14年(1517))閏10月2日付の足利義稙(義材)(1466?1523。室町幕府第10代将軍。在職1490?93、1508?22)の御内書。御内書は、室町・江戸時代の将軍家の発給する直状形式の文書の一つで、書状形式に近い内々のものですが、差出人の地位から、公的性格も持ったものです。書止め文言が「也」か「也、状如件」である点に特徴があります。

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