7. 用語について

「国立公文書館デジタルアーカイブ」で使用される用語について説明します。

行政文書府省庁より当館に移管された公文書です。移管元機関、移管年度等により、分類・整理しています。
司法文書司法機関より移管された文書と、平成12年度から平成22年度までに各大学から受け入れた民事判決原本から構成されています。
法人文書独立行政法人等から国立公文書館に移管された資料です。
寄贈・寄託文書国立公文書館に寄贈又は寄託された資料です。
内閣文庫旧内閣文庫所蔵の古典籍・古文書などです。
官報

資料群の「官報」は、官報の発行に関する法律(令和5年法律第85号)の施行に伴い、当館に移管された令和7年4月1日以降に発行された電子官報などです。

上記とは別に、個別の資料に官報が含まれている場合があります。

資料群資料を検索しやすくするため、移管元機関等ごとに、その内容から簿冊をグループ化し体系的に整理したものです。
簿冊当館所蔵資料の基本単位で、数件の件名または細目を1冊に綴じたものです。
件名・細目

資料1件を指しています。1件の資料は複数の要素からなります。資料によって異なりますが、目次に記載された1件名や複数巻のうちの1巻などです。

公文書(行政文書、司法文書、法人文書、寄贈・寄託文書。以下同じ)では「件名」、内閣文庫では「細目」と呼んでいます。

請求番号

国立公文書館の所蔵資料(特定歴史公文書等)へ個別に付与している分類番号です。

キーワードとして所蔵資料の検索に用いることができます。また、利用請求の際に必要となる番号です。

番号の体系は、公文書と内閣文庫の大きく2種類に分かれています。なお、件名・細目の場合は、請求番号と件名番号もしくは冊次をハイフンで繋げたものになります。

【簿冊の例】

①公文書

  • ・行政文書:御30168100、令1内閣00122100
  • ・司法文書:平21裁判00001100
  • ・法人文書:平15公文00001100
  • ・寄贈・寄託文書:寄贈00001100

②内閣文庫

  • ・和書(多聞櫓を除く):172-0021、特081-0004、ヨ429-0012
  • ・和書(多聞櫓):多032720
  • ・漢書:経002-0008、別042-0007、273-0009
  • ・洋書:E031893、F009014、D002055、S000098

【件名・細目の例】

  • ・行政文書の件名:令1内閣00122100-001
  • ・内閣文庫の細目:172-0021-0001

※ 検索時に入力する数字は、全角・半角のどちらでも検索いただけます。

ID

各資料群・簿冊・件名・細目の目録情報に対して、ページを一意に識別するために付与される識別子です。また、コンテンツをダウンロードする際にも、ダウンロードしたファイルのファイル名として、IDが使用されます。

目録詳細画面の下に表示されるURIの最後の数値がIDです。目録詳細画面の下に表示されるURIの最後の数値がIDです。なお、URIは、ブラウザのアドレスバーのURLも同じものを表示しています。

目録詳細画面のURI表示 目録詳細画面にURIが表示されることが確認できる。
URI

URI(Uniform Resource Identifier)は、アクセスを保証しデータの相互運用性を担保するための公開用識別子です。

国立公文書館デジタルアーカイブでは、各資料の目録情報やコンテンツの閲覧ページに対して付与しています。各資料群・簿冊・件名・細目には、一意の識別子としてIDを付与しており、これを用いてURIを作成しています。

目録詳細画面 URIのパターン
資料群

【日本語】 https://www.digital.archives.go.jp/fonds/[ID]

【英語】 https://www.digital.archives.go.jp/fonds/en/[ID]

簿冊

【日本語】 https://www.digital.archives.go.jp/file/[ID]

【英語】 https://www.digital.archives.go.jp/file/en/[ID]

件名・細目

【日本語】 https://www.digital.archives.go.jp/item/[ID]

【英語】 https://www.digital.archives.go.jp/item/en/[ID]

コンテンツ閲覧画面 URIのパターン
画像

https://www.digital.archives.go.jp/img/[ID]

https://www.digital.archives.go.jp/img/[ID]#[ページ番号]

※ページ番号:初期表示する画像のページ番号を指定。(1,2,3,…)

電子公文書

https://www.digital.archives.go.jp/er/[ID]

https://www.digital.archives.go.jp/er/[ID]#[ファイル番号]

※ファイル番号:当該資料内でのビューア上の並び順の番号。初期表示する電子公文書のファイル番号を指定。(1,2,3,…)

動画・音声

https://www.digital.archives.go.jp/media/[ID]

https://www.digital.archives.go.jp/media/[ID]#[ファイル番号]

※ファイル番号:当該資料内でのビューア上の並び順の番号。初期表示する動画・音声のファイル番号を指定。(1,2,3,…)

保存場所

資料の原本が保存されている「館施設の名称」の情報を示しています。「本館」とある場合は東京本館、「分館」とある場合はつくば分館、「外部書庫」とある場合は外部書庫での所蔵となります。「分館」または「外部書庫」の資料を閲覧する場合は、事前の申し込みが必要となります(詳細は館ホームページ「つくば分館等の書庫において保存する特定歴史公文書等の利用」をご確認ください)。

電子公文書は、原則として電子公文書等システム(ERAJ: Electronic Records Archives of Japan)により保存していますが、光ディスク等の一部は本館などにも保存しています。

画像タグ表示している画像にキーワードとなるタグがつけられている場合に、画像ビューアで「#タグ」の形式で表示されます。また、資料画像のタグは、詳細検索で検索することができます。(※画像タグは試験運用中の機能です)。
メタデータ電子データの意味などを説明する情報であり、電子データを適切に管理、保存、利用するために不可欠な情報のことです。本デジタルアーカイブでは、資料のタイトルや作成・取得機関などの目録情報や資料の解説等がメタデータとなります。
ピックアップコンテンツ重要文化財等、当館所蔵の主な資料をご覧になる際、本デジタルアーカイブトップページのピックアップコンテンツからご覧になられます。また、「憲法等」「重要文化財(公文書)」「重要文化財(国絵図等)」「重要文化財(和書)」「重要文化財(漢書)」「資料いろいろ」の分類からも探せるようになっています。
画像当館の所蔵資料のうち、画像のコンテンツであり、画像ビューアからご覧になられます。
JPEG画像を圧縮して保存するための国際標準のファイル・フォーマットで、広く一般に普及しており、ほとんどのデバイスやソフトウェアで幅広くサポートされています。
JPEG 2000

画像を高品質で保存するための国際標準のファイル・フォーマットであり、当館では、所蔵資料のデジタル画像を長期的に保存するために当フォーマットを採用しています。

JPEGより高圧縮率の静止画圧縮技術であり、同技術にてデータ圧縮された画像形式の名前を指します。

JPEG 2000に対応した画像ビューアで扱うことができます。

PDF文書のレイアウトを保持したまま保存・共有でき、電子文書の配布や閲覧に広く利用される国際標準のファイル・フォーマットで、広く一般に普及しており、ほとんどのデバイスやソフトウェアで幅広くサポートされています。
動画・音声当館の所蔵資料のうち、動画・音声のコンテンツであり、動画・音声ビューアからご覧になられます。
MP4動画や音声を効率的に圧縮して保存するための国際標準のファイル・フォーマットで、広く一般に普及しており、ほとんどのデバイスやソフトウェアで幅広くサポートされています。
RDFRDF(Resource Description Framework)は、Web上にある情報やデータの関係性を記述するためのフレームワークです。特に、メタデータを記述するために利用されており、国立公文書館デジタルアーカイブの一部メタデータをRDF形式にて提供しています。
SPARQLSPARQLは、主にRDFを検索するためのクエリ言語です。国立公文書館デジタルアーカイブでは、SPARQLクエリを処理するための公開インターフェースとなるSPARQLエンドポイントをサポートします。SPARQLクエリを送信すると、RDFデータを検索して結果を返す仕組みがあります。
IIIF(トリプル・アイ・エフ)IIIF(International Image Interoperability Framework、トリプル・アイ・エフ)は、デジタル化資料(主に芸術作品、書籍、地図、巻物等の画像資料)へのアクセス方法を標準化することで、相互運用を可能とする国際的な枠組みです。IIIFに対応した画像であれば、IIIFに対応した画像ビューアで扱うことができます。