横断検索の連携

目次

1.はじめに

国立公文書館では、全国の公文書館等のデジタルアーカイブ化への支援及び情報連携を推進しており、横断検索連携先機関の拡大に取り組んでいます。横断検索連携の実現によって、各機関の情報発信力の強化や、所蔵する歴史公文書等の利用の促進が期待されます。

2.国立公文書館デジタルアーカイブ横断検索とは

国立公文書館デジタルアーカイブでは、当館所蔵資料の目録情報の検索とは別に、全国の公文書館等のデータベースをまとめて検索を行う、「横断検索」を提供しています。全国の公文書館等と連携し、各館が所蔵する目録情報の横断検索を実現することで、歴史公文書等の利用の促進をはかることを目指します。

横断検索画面では、当館を含む連携機関及び対象データベースの一覧が表示されます。なお、横断検索の検索結果は各データベースの情報の一部である場合がありますので、より詳細な情報についてはリンク先の各機関のデータベースをご参照ください。また、原資料の閲覧を希望される場合は、所蔵元の機関が定める利用方法をご確認ください。

3.連携をご希望の機関の方へ

連携をご検討の際は、以下の内容をご参照ください。連携をご希望の場合は、当館ホームページ「お問い合わせ・ご要望」内にある「お問い合わせフォーム」から、ご連絡ください。なお、データ登録方式による連携は、試行的運用とします。

※ 連携開始の調整には3カ月~半年程度が見込まれますので、余裕を持ってご連絡ください。

※「お問い合わせフォーム」の記載方法:「6.お問い合わせの種類 / Category」は「デジタルアーカイブについて / Digital Archives」を選択し、「7.該当するものを選択してください / Please Select」はいずれを選択しても構いません。「8.お問い合わせの内容 / inquiry」には、(1)機関名、(2)担当者の所属・氏名、(3)連絡先メールアドレス、(4)連携希望時期を明記ください。当方より、折り返しメールでご連絡致します。

(1)連携方針

  • ①目的
    国立公文書館デジタルアーカイブ横断検索は、全国の公文書館等が所蔵する歴史公文書等の目録データベース(以下、「公文書館等データベース」という。)と連携することで、歴史公文書等の利用の促進及び利用者の利便性向上を図ることを目的としています。
  • ②連携対象及びサービス内容
    公文書館等データベースを横断検索の対象とし、利用者が複数の公文書館等データベースをまとめて検索できる機能を提供します。
  • ③連携方式
    • 【検索プロトコル方式】
      検索プロトコル(SRUまたはSRW)を用いて、国立公文書館デジタルアーカイブと公文書館等データベースを接続する方式です。
    • 【データ登録方式】(※試行的運用)
      公文書館等データベースの目録情報を、CSV形式で国立公文書館デジタルアーカイブに登録することで、横断検索を可能とする方式です。当面は試行的な運用となります。
  • ④目録のマッピングについて
    検索対象項目の共通化にあたっては、国際標準のメタデータ記述フレームワークであるDublin Core(ISO15836、JIS X 0836)を使用します。

Dublin Core 要素一覧

項番 要素名 表示名(JIS X 836に準拠)
1Titleタイトル
2Creator作成者
3Subjectキーワード
4Description内容記述
5Publisher公開者
6Date日付
7Type資源タイプ
8Identifier資源識別子
9Language言語
10Contributor寄与者
11Format記録形式
12Source出処
13Relation関係
14Coverage時空間範囲
15Rights権利管理

(2)連携までの手順

【検索プロトコル方式】
  1. ①情報提供
    国立公文書館から、横断検索連携に向けた資料を送付します。
  2. ②事前調整(全体スケジュール)
    事前検証(連携テスト)から連携予定日までの日程調整を行います。
  3. ③ヒアリングシートの作成
    設定情報や連携項目を確認するためのヒアリングシートを作成いただきます。
  4. ④事前検証の準備(接続設定)
    事前検証を可能とするための接続設定をお願い致します。
  5. ⑤事前検証(連携テスト)
    ヒアリングシートに基づき、事前検証(連携テスト)を実施します。
  6. ⑥決裁・事務連絡の発出
    事前検証が成功した後、事務連絡の取り交わしを行います。
  7. ⑦横断検索開始日の決定
    横断検索開始日(設定日)を決定します。
  8. ⑧横断検索開始
    連携が完了し、横断検索が開始されます。
【データ登録方式】(※試行的運用)
  1. 連携をご希望の場合は、当館ホームページ「お問い合わせ・ご要望」内にある「お問い合わせフォーム」から、ご連絡ください。
  2. ※「お問い合わせフォーム」の記載方法:上述のとおり。

(3)よくある質問

Q1. 公文書館未設置の自治体でも参加できますか?
A1. 歴史公文書の目録情報データベースを公開していれば、参加可能です。
Q2. 歴史公文書以外の資料も含まれるデータベースでも参加できますか?
A2. 可能です。データベースが分かれていない場合は、歴史公文書以外の資料を含んでいても構いません。
Q3. ダブリンコアの15項目すべてに対応する必要がありますか?
A3. 全項目に対応する必要はありません。各機関で任意の項目を設定いただけますが、以下の項目には対応していることが望ましいです。:(1)タイトル、(2)作成者、(6)日付、(8)資源識別子(レファレンスコード等)
Q4. 検索プロトコル方式の場合、SRUとSRWのどちらかに対応していればよいですか?
A4. どちらか一方に対応していれば問題ありません。SRUを推奨しています。

(4)参考資料