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博物図(「掛図」)
「博物図」は、M. Willson & N. A. Kalkinsの"School and Family Charts"中の動植物図を参考にしてつくったものといわれ、動物5図、植物5図の計10図の構成です。なお、当館の所蔵は動物は第1,2,3,5図、植物は第1-4図です。銅版で描いた輪郭線に、木版で色彩をのせています。選者の小野職愨(おのもとよし、1838-90)は、幕府医官小野蘭山の玄孫で、文部省に勤め、博物館関係事業に従事した。明治6年文部省刊行。
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博物図第1図
画家は加藤竹斎(名督信、東京生まれ。加藤恒信の門。東京帝国大学に職を奉じ、植物を多く描いた)。「植学入門ノ階梯」として、植物の葉や根、花の形を彩色画で描いています。植物の名前には、英語名も記載されています。
原図サイズ:58cm×81cm
博物図第2図
画家は長谷川竹葉。瓜花類は、上下に分けられ、上段に桃・梅・柿といった果実類が、下段には、かぼちゃ、茄子、瓜等が彩色画で描かれています。
原図サイズ:58cm×81cm
博物図第3図
画家は長谷川竹葉。穀物之類・莢豆之類・根塊の類の三つに分けた画面に、彩色画で記載しています。穀類には、米・麦・粟等のほかにトウモロコシも記載されています。
原図サイズ:58cm×81cm
博物図第4図
画家は長谷川竹葉。葉茎類、葷辛類、海藻類、きのこ類の4つにわかれています。葷辛類には、ワサビやニンニクといった香辛料が描かれています。
原図サイズ:58cm×81cm