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若松城写真
「公文附属の図」は、本来、「公文録」(太政官において授受した公文書を年月別・各省庁別に編集したもの。)などに収録されるべきものであるが,形状が「公文録」と異なるため,別に整理したもの。平成10年に国の重要文化財に指定されました。
明治6(1873)年12月、若松県(現在の福島県北部)権令沢簡徳は右大臣岩倉具視に、戊辰戦争で砲弾をうけ、その後修復もされずに雨ざらしになっている若松城は見るに堪えないので撤去し、後日改築してほしい旨建白しました。その際、現状を知らせるために提出したのがこの6枚のガラス湿板写真です。若松城は翌明治7(1874)年7月に解体されます。本写真の含まれる「公文附属の図」は、平成10年「公文録」とともに、国の重要文化財に指定されました。(関連資料を読む)
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