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韓使服儀
江戸末期の旗本宮崎成身が、さまざまな資料や情報を記録しあるいは綴じ込んだ『視聴草』(全176冊)には、興味深い図版や美しい彩色図が多数含まれています。以下にその一部をご紹介します。(関連資料を読む)
朝鮮通信使として来日した正使以下随員の公式の服装について記したものです。絵図に続けて記載された記事から、文化8年(1811)11代将軍家斉の将軍就任の祝賀のため来日した時の記録であることが推定されます。
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両使公服
りょうしこうふく
御餐応の時の服装とあります。遠くから見て大抵を描いたため、服地の地紋等細かいところはわからなかったと余白に記されています。
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上々官判事官製述官
じょうじょうかんはんじかんせいじゅつかん
聘礼の日の服装を正面からと後ろから描いていますが、服地の地紋等は不明とあります。上々官とは通訳、判事官とは通詞、製述官とは文章の起草者といわれています。
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上々官
じょうじょうかん
旅館に着いたときの服装とあります。
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軍官他
ぐんかんほか
武官と使節の輿の脇の従者を描いています。