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寛永三輔像
江戸末期の旗本宮崎成身が、さまざまな資料や情報を記録しあるいは綴じ込んだ『視聴草』(全176冊)には、興味深い図版や美しい彩色図が多数含まれています。以下にその一部をご紹介します。(関連資料を読む)
三代将軍徳川家光の輔導役を務めた酒井雅楽頭忠世(さかいうたのかみただよ・1572-1636)・土井大炊頭利勝(どいおおいのかみとしかつ・1573-1644)・青山伯耆守忠俊(あおやまほうきのかみただとし・1578-1643)の肖像画です。酒井は二代将軍秀忠時代の幕政の中心人物で上州厩橋(群馬県前橋市)12万石に、土井は佐倉16万石の城主になりましたが、青山は家光をしかり過ぎて勘気にふれ、元和9年(1623)に大多喜2万石に厳封されました。
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