国立公文書館デジタルアーカイブ

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金札引換無記名公債証書見本

金札引換公債は、紙幣の回収に資する目的で発行された公債です。明治16年(1883)の金札引換無記名公債証書条例による公債は、無記名式で、外国人にも授受売買する道が開かれました。これは正常な財政の確立を目的とするいわゆる松方財政の一つで、正貨と紙幣との不均衡是正を企図したものといわれています。明治17年、大蔵省から太政官に提出された金札引換無記名公債証書の見本です。本文書の含まれる「公文附属の表」は、平成10年「公文録」とともに、国の重要文化財に指定されました。

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